東海道 由比宿

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はじめて望嶽亭を訪れたのは平成14(2002)年4月5日。
以来、毎年四月の初旬に望嶽亭を訪問するのが慣わしである。

昨年までは日帰りだったためあわただしい旅であったが、
今年は友人3人とで訪れることもあり、由比で一泊することにした。

初日は蒲原から由比まで歩いたあと、のんびりと由比宿の観光スポットを散策。

由比宿は東海道五十三次の宿場のうち、日本橋から数えて16番目の宿場。

駿河湾でしか獲れない桜えびの春漁がはじまったばかりで、
深夜、旅館の窓越しにいさり火を眺めることができた。

写真集

東海道 由比宿

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2007年4月5日撮影

桜えびと由比港

明治二十七年、今宿望月平七・渡辺忠兵衛共同の鯵船が富士川沖に出漁中、偶々網にカンタ(浮樽)をつけずにおろしたところ、大量の桜えびが引揚げられ、一躍有望視され明治三十年には由比・蒲原で併せて八十統(百六十隻)の鯵船が桜えび船に変身し、大正二年には年産水揚げ十五万円をあげ町内産物の紙、みかんを抜いて第一位となった。
昭和十五年九月、由比町漁業協同組合が創立され翌年五月ここ今宿地先海岸に舟溜りをつくるべく突堤工事に着手、昭和十八年八月第一期工事を完了これが由比港の足がかりとなり、戦後突堤防波堤の構築、泊地浚渫等巨額な資金が投入され、荒波寄せる海岸に年と共に立派な港が造成されていった。
昭和四十一年東名高速道路がこの港をかかえこむ形で構築され、昭和四十三年由比・蒲原漁協が合併、構内整備、拡張改良工事が進められ現在の港が完成した。三千平方メートルの港内には桜えび船八十隻・シラス漁船七十隻の収容が可能である。
桜えびは駿河湾の特産で由比・蒲原・大井川漁協に所属する漁船六十統が従事している。
戦後昭和三十三年、ネットローラーの開発を始め、ナイロン網・魚群探知器・トランシーバー使用・そして木造船からプラスチック洋船に移行、昭和四十三年には漁獲総水揚げ金の共同配分(プール制)という画期的な経営にふみきり、最近の漁獲高は三十億円、うち由比漁港の水揚げは二十二億円である。
 昭和五十七年三月
  由比町教育委員会
  由比町文化財保護審議会

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